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鍼灸天満月

お知らせNews

2023/12/01

鍼灸コラム

東洋医学で考えるその痛みの「ワケ」

通ぜざれば則ち痛む…

「痛み」と言っても、症状もさまざまありその言い回しもさまざまです。

しくしく痛む
ひりひりと痛む
締め付けられるように痛む
刺すように痛む
ズキンズキンと脈打つように痛む
刺すように痛む
割れるように痛む

痛みがあるだけで、QOLはさがり、日常を過ごすことも大変になります。


東洋医学では「不通則痛、通則不通」という原則があります。

これは、『通じざれば則ち痛み、通ずれば則ち痛まず』という意味です。

川の流れように、清らかに流れていれば水は濁らず綺麗ですが、流れが淀み滞ると濁りやすくなってしまいます。

同じように、身体の気血がしっかりと流れていれば、元気で健康に過ごせますが、気血が滞ると痛みや不調の原因となります。

滞りが原因で、頭痛や背部痛、関節痛、または生理痛となってあらわれます。


 

東洋医学で考える痛み



「気・血・水」は、東洋医学では人間の生命活動に必要な3つの要素です。


⚠「気滞」は 気のめぐりが滞った状態で張ったような痛み

・頭痛や肩こり
・イライラ
・胸や脇腹のあたりが脹って痛む
・ガスやゲップが多くなる
・のぼせや眼の充血が起こることも



気滞の原因で一番多いのは「ストレス」で二番目は「運動不足」

ストレスに弱い「肝」を整えるツボの緊張を緩めて自律神経を整える鍼灸施術を行います
セルフケアでは、患部を温め軽いマッサージをするのもおすすめです。
心や身体の緊張をほぐし、気を巡らせるのには「香り」もおすすめ
ストレスからの痛みにはベルガモットの香りをチョイス!!
スーッと緊張を解きほぐしてくれます
 
 

⚠「瘀血」は血の巡りが滞った状態で痛み・黒ずみ・シコリが特徴でズキズキする痛み

・月経血が黒っぽく塊がある
・生理痛がツラい
・皮膚がどす黒く唇が紫色っぽい
・静脈が浮き出て目立つ


瘀血が気滞を生み、更に気滞が瘀血を作り出してしまう為、その状態がなかなか改善しなくなります。

鍼灸治療で巡りがよくなり血液の流れがよくなると代謝がよくなります。
目を使いすぎたり、暴飲暴食したりするのもほどほどにしましょう。
しっかりと寝て睡眠不足を解消することも大切です。
 
 

⚠「水滞」は水野巡りが悪くむくみやすい状態で重だるく鈍い痛み

・関節の痛みや腫れ
・むくみが気になる
・下痢や夜間頻尿
・水っぽいの鼻水や痰、喘鳴
・食欲不振や悪心


冷えやすい人は、冷やさないことが大切です。
甘いものやフルーツは体を冷やすので摂りすぎ注意が必要です。
また、運動不足の人は、適度に身体を動かして汗を出すこと大切です。
お酒も控えめに❗

身体からのSOSに耳を傾ける


流れが滞った時は、血液のめぐりが悪くなり、そこから冷えを伴うこともあります。

冷えは万病の元…まずは、詰まりや滞りを取ることが一番大切です。

そして、どうして、流れが悪く詰まって痛みが起きているのか、じっくり身体の声を聴いてみましょう



食生活はいかがですか??

睡眠はしっかりとれていますか??

運動して汗を掻いていますか??

ストレスは溜めていませんか??


ただの痛みと安易に考えず、また、安易に鎮痛剤などを使わないように過ごしたいものですね。
毎日の生活にもちゃんと向き合うことで、鍼灸治療で体質改善もできます。
 
 
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