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鍼灸天満月

お知らせNews

2024/02/16

子育て支援・小児はり

起立性調節障害~食べたい時に・食べられるものを・食べられる量だけ

食べたものをしっかりと消化吸収できるカラダを手に入れる

 
『食べたい時に・食べられるものを・食べられる量だけ』

これが基本です。

✅体を冷やすと腹痛を起こしやすい
✅食が細くてやせ気味で疲れやすい
✅胃腸が弱く栄養の消化吸収がうまくいっていない
そんなタイプのお子さんは、無理して食べると胃もたれする恐れがあります。

なぜなら、食べ物を消化することって、ものすごく体力がいることだからです。

 





特に、起立性調節障害さんの胃腸は、日頃から、お疲れモードなことが多いです。
ただでさえエネルギーが足りていない時に、無理して食べてエネルギーを使うことで、ますます不調につながってしまうのです。

 

ただでさえエネルギーが足りていない・・・というのは、
東洋医学でいうと、『気』のことです。
 

『気』=生命を維持するためのエネルギー



食欲がない時は、無理して食べない。
これが大切です。

食べる時は、できるだけ、胃腸の負担が少ないよう、ゆっくりすこしずつ、よく噛んで食べることを心がけましょう。

食べ物を消化し、そこから栄養素を取り出すためには、エネルギーが必要です。
特に、肉や魚などのタンパク質や脂肪を消化して栄養分を吸収するには手間がかかり、エネルギーを多く消費します。
気が不足しているところに、さらに消化で気を減らしてしまうと余計に疲れやすくなります。
胃腸虚弱(脾気虚)のお子さんにとって、食べることが辛く苦痛な場合があります。


1回の食事量を減らして、胃腸の負担にならない程度に食事回数を増やし、一度に無理に食べないようにするのがおすすめです。
消化が良くお腹の中から温まるお粥や、小さなおにぎり(お団子サイズ)がおすすめです。
 
また、消化酵素が活性化する36~38℃が胃腸の適温になります。お腹を冷やさないように腹巻きをするなどして注意してください。
 
 
 
胃腸がしっかりと機能することが最初の一歩です。
胃腸がしっかりと働いてはじめて食物がエネルギーになります。
食べたものを消化吸収できるように内臓を整えることで元気になっていきます。



ご飯をよく噛んで食べると…

※ 脳への血流UP
※ 意識的なリズム運動でセロトニンの分泌
※ 食べ物が細かくなると胃腸の消化負担軽減
※ 炭水化物がだ液と混ざることで血糖値の急上昇を抑える

とよい循環となります。


『食べたい時に・食べられるものを・食べられる量だけ』

これを基本に過ごしてみましょう。
消化・吸収・排泄のリズムができて初めて、食べたものによって私たちのカラダは作られエネルギーに変えることができるのです。
 
 
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