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鍼灸天満月

お知らせNews

2024/03/14

鍼灸コラム

《ツボの話》「風門」はどんなツボ??

吹き荒れる春の風に負けない!!

明るい陽射しの中、萌黄色や若草色や、赤や緑の芽が色鮮やかに芽生え、春の息吹を感じる3月。
あたたかな陽ざしに心もワクワクします。
そんな春は、荒々しく風が吹き荒れる季節です。
花粉症の人はつらい季節ですが、アレルギーがなくても目の痛みや喉の痛みを感じる人もいます。
 
 
春はこの「風」の影響を受ける季節です。
東洋医学では、五臓の『肝』は「風」を嫌います。
「かぜ」は、「風」の「邪気」で「風邪」と書きますが、春の風が吹き乱れるこの時期、「風病」にかかりやすくなります。


 

「風門」で風邪の予防・悪化を防ぐ


今回おススメするツボ
 
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風門(ふうもん)

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背中の上部、肩甲骨の間にあります。
頭をうつむいた時、首の後ろ側のつけ根ででっぱっている骨のすぐ下の凹みから骨2つ下がり左右外側の指幅2本分離れたところ
背筋から外側の3~4cmほどのところ
 
 
「風」は風邪、「門」は出入りする門戸を意味しています。
東洋医学では「風の邪気が入り込み風邪を引き起こす場所」と考えられていることから「風門」といいます。
 
風邪の予防・悪化を防ぐ効果が期待できるツボです。
 
 

邪気が入ると病を引き起こしますから、春先はストールなどをして首に風邪(ふうじゃ)が直接当たらないようにするのがポイントです。
春らしい明るいストールをまといお出かけしてみましょう。
 
 
 
「風門」のツボにお灸をしたり、ドライヤーで温めたりしたりすると、血流がよくなりカラダ全体が温まります。
風邪のひきはじめにも効果的です。
お子さんには首筋を冷やさないように襟がある服を選んだり、風門のツボ周辺を優しくさすってあげましょう。



不安定な春の気候にどうしても体調をくずしがちですが、ツボ養生で健やかに過ごしましょう☯

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